日田の夏はやな場で!

ピックアップ 2019/08/22 (木)

パワースポットとしてご紹介した「人助けの椋の木」ですが、その西側にこの様な施設が目に入ります。

三隈川に突き出ているのが「鮎やな場」で、道沿いに立っているのが「やな場茶屋」です。

簗場(やなば)とは、川の流れを堰き止めて、竹などで作った「やな」で川を下ってきた川魚を捕まえる場所です。
狙う魚は何といっても三隈川の特産である鮎です!

やな場では子供達が魚を捕まえて嬉しそうでした!

昔は日田に3~4ヶ所のやな場がありましたが、一時は全て無くなっていましたが平成元年に観光用として復活しました。

やな場から見上げると「やな場茶屋」が目に入ります!
中に入ってみましょう(*´з`)

「やな場茶屋」は7月から11月初旬までの季節営業です。
鮎の美味しい時期だけ営業しています。

お昼時なので、お腹も空いていますので「竹定食」¥1,800円を注文しました。
席からは三隈川の流れが一望でき、何故か気持ちが落ち着きます。

まずは鮎の塩焼きが運ばれてきました。
もちろん、焼きたて!
テーブルにあるタレをかけて食べます。
臭みなく、皮はパリッとして身は柔らかくホクホク。塩加減も抜群です!

鮎の塩焼きを食べ終えると、容器に盛られた料理が運ばれてきました。おぉ~~と声が出てしまいます。
鮎めし、鮎のせごし、鮎の南蛮漬け、鮎の甘露煮、吸い物と鮎づくしです。

鮎のせごしは、普通のお刺身は背骨を取り除くのですが、せごしは背骨を残したまま筒状に切ったものです。
背骨がコリコリしてますが、そのまま食べられます。
新鮮な鮎でしか味わえない一品です。臭みも無く鮎そのものが味わえます。

甘露煮は骨がわからない位に柔らかく甘辛い味付けに炊かれ、とても美味しいです。
そして、是非食べて頂きたいのが鮎めしです。
これは、何人前でも食べられそう!とにかく美味いんです!

お酒もありますから、鮎の塩焼きで冷たいビールを飲むのも良いですね~
バスをご利用されたら安心して飲めますよ~

厨房では、丁寧に塩を振られた鮎が焼かれています。

塩焼きや甘露煮はお持ち帰りが出来ますので、お土産にいかがですか?

日田を訪れたら、ぜひ鮎を満喫してください!

「竹田公園前」バス停から徒歩で約3分
「日田営業所」バス停から徒歩で約9分